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ストレスとメタボ

実は、メタボリックシンドロームとストレスが直接関わっている状態にあることはあまり知られていないことでしょう。

以前からストレスが人体のホルモンバランスに影響を与えることは多くの人に知られていると思います。この、過剰なストレスによって、脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪は一度分解されて血液中に溶け出していきます。

溶け出した中性脂肪の分解物質によって血液中のコレステロール値や脂質の割合は増えてしまうようです。さらに、ストレスによって溶け出した中性脂肪はほとんどの場合、エネルギーとして使われることはなく、肝臓などに吸収されまた血液中に溶け出されます。

そのため、ますます血液中のコレステロール濃度が高くなり、血液はドロドロの状態になってしまうため高血圧などの原因となるのです。メタボリックシンドロームと深い関係のある中性脂肪を増加させてしまうことになってしまいます。

ストレスが招くメタボと生活習慣病

私たちが普段ストレスと感じるのは、精神的や肉体的に外部から受ける刺激に対する防衛本能の作用です。

適度なストレスは体にも精神的にも良い刺激になることがありますが、自分の体や精神の許容範囲異常のストレスを感じることで、自律神経とそこから分泌されるホルモンのバランスが崩れてしまうのです。

特に現代社会では精神的なストレスを受けることが多く、崩れた状態のホルモンバランスでは血液中のコレステロール値や中性脂肪、血圧を上手くコントロールすることが出来なくなります。また、精神的なストレスは、消化器の働きを悪くしてしまうことも多いのですが、ストレスを感じたとき食べることでストレスを発散する人が多く、さらに血液中の脂質や糖質の割合が増えてしまうことに繋がるのです。

こういった悪循環はメタボリックシンドロームの大きな要因である中性脂肪を増加させるだけでなく、メタボリックシンドロームの要因である高血圧や高脂血症などといった生活習慣病にもなりやすい状態になるのです。

ストレスとメタボの原因になるもの

煙草などの愛用者はメタボリックシンドロームにつながるストレス要因を非常に抱えているとされています。特に煙草は血管を収縮させる作用があるため、血液が上がり心疾患につながる危険性を持っているようです。

また、血液中の悪玉コレステロールの割合を増やし、善玉コレステロールの割合を減らしてしまう作用があるため、動脈硬化の進行を早めたり、中性脂肪を増やしてメタボリックシンドロームの様々な症状を重大なものにしてしまいます。嗜好品によってストレスを発散しているつもりでも、体には大きなストレスと生活習慣病の危険を増やしていることになってしまいます。

ストレスを感じやすい人

現代社会の中では、ストレスの原因になるものがたくさんあります。一人一人の性格によってストレスの感じ方は異なりますが、そういった中でもまじめな性格の人や深く考え込んでしまうタイプの人は特にストレスを感じることが多いでしょう。

また、自己主張が苦手なタイプの人も周りに流されてしまい、自分のやりたくないことや断りたいことも他の人が気になって断りきれないなど、ストレスを溜め込みやすいばかりか発散するのも苦手なタイプでしょう。

ストレスを感じやすい人は、体を動かしたりエネルギーを外へ出せるような、自分にあったストレス発散方法を見つけることもメタボリックシンドロームの予防策として効果的です。

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Last update:2014/10/30